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【重要】本学学生の大学プログラムにおける海外留学に関する方針について(2021年11月16日発表)


愛知学院大学在校生の皆さんへ


愛知学院大学
国際交流センター 所長 上田 恒雄


本学では新型コロナウイルス感染症の拡大以降、在校生の皆さんの安全を最優先とし、大学主催のプログラムにおいては、外務省の発出する感染症危険情報が全世界でレベル2以上となったことから、本学学生の海外留学については、やむなく中止せざるをえない状況が続いています。

これまで本学でも職域接種により多くの学生がワクチン接種を受けており、世界的なワクチン接種の普及に伴う海外の感染状況の収束等もあり、少しずつ対面授業での留学生の受け入れを再開する国・地域も増えています。この様な状況も踏まえ、本学では渡航を伴う海外留学の是非についての検討を重ねました。しかしながら、ご存知のように海外では様々な変異株が発生し、最近では再流行なども起き始めています。世界的に見ればパンデミックによる社会・医療体制等への影響が残っており、渡航を伴う海外留学は依然として多くのリスクを伴うことに変わりはありません。そのため、本学国際交流センターでは2022年春学期以降の海外留学についても現行の方針を継続し、外務省の海外危険レベル・感染症危険レベル2以上の地域への渡航は引き続き原則として禁止しています。

ただし、感染者数の減少に伴う通常生活への切り替えなど、状況改善がみられる地域もあるため、留学による教育効果と渡航時のリスクを総合的に考慮し、大学間協定に基づく協力体制がある交換留学については、大学で新たに定める条件を満たす場合に、例外的に渡航を認める特例措置を設けることとしました。
この特例措置として本学では「新型コロナウイルス感染症流行下における海外留学渡航方針」を定め、安全確保等に関する要件をすべて満たした海外留学希望者の海外渡航については、外務省の発出する感染症危険情報がレベル2~3であっても、これを妨げないこととしました。
なお、特例措置が適用されるためには、留学先の受入状況、感染予防、リスク対策、損失・責任等の観点からの条件をすべて満たす必要があります。また、留学を希望するみなさん自身が、十分にリスクを理解し、主体的に調査を行い、リスク低減のための対策をとっていることが確認できる必要があるため、大学として広く海外留学を推奨するものではありません。

(1)「新型コロナウイルス感染症流行下における海外留学渡航方針」を理解していること。
(2)新型コロナウイルス感染症流行下における渡航届(海外留学渡航理由書及び誓約書)を渡航1ヵ月前までに提出すること。
(3)ワクチン接種証明書の写しを提出すること。
(4)渡航予定の国での日本からの入国・滞在制限がなく(渡航に必要な査証が発行される、等)、渡航に支障がないこと。
(5)渡航先に信頼できる受け入れ先があり、かつ受入予定機関側が受入可能としていること。
(6)大学指定の海外渡航保険・危機管理サポート(安否確認方法)に加入すること
(7)留学中の連絡先や渡航先、旅程の届け出を外務省のウェブサイト及び大学指定のアプリで行い、海外渡航中も更新を行うこと。
(8)大学からの帰国要請があった場合は要請に応じる等、大学からの指示に従うこと。

今回の新型コロナウイルス感染症では、一度活動制限が解除された地域での再度の感染拡大も見られます。また、変異株の発生が繰り返し起きている他、ワクチンの効果についても未知数です。今後の状況次第では、一旦渡航が認められても、再度の感染拡大等の不測の事態が生じれば、大学で帰国を要請する可能性も十分に考えられます。

皆さんに自由に留学ができない期間が長期にわたることは、大学としても大変残念ではありますが、皆さんの安全を守るという大学の責務を踏まえての苦渋の決断であることを重ねてご理解ください。